コミケ C80

皆さん、こんにちは!東寮の留学生・1年(あくまでも世を忍ぶ仮の姿)二次元住人の早坂樹です。

今回は先日東京・有明のビッグサイトにて開催された「コミックマーケット」(略してコミケット、コミケ)について紹介させていただきたいと思います。コミケは世界最大規模の同人誌即売会で、あとサブカルに関わる企業や、各種ゲームを作っているメーカーとかの物販もあります。今回はちょうど80回目の開催となりましたので「C80」と呼ばれています。
ぼくが日本に来たのは去年の四月で、コミケ参戦歴は今回のC80で3回目になります。毎度のことながらコミケは本当にすごいと思います。参加者数は3日間合わせて50万人を超えるというギネスにも載れるようなレベルで、アニメを見て想像していたものよりもはるかにカオスでした。
和敬塾から有楽町線の護国寺駅まで徒歩8分という地の利を活かして有楽町線の始発で新木場まで直行、着いたら直ぐにりんかい線に乗り換えることが出来ます。大崎からの始発組よりも10分ほど早く国際展示場駅に着けますので、経験者ならわかると思いますが、この差は大きいです。(ルールとして徹夜行為は禁止されていますので、良い子はちゃんと始発で行ってください)あと夏は炎天下の中で4時間以上も待機させられますので、水分補充などはしっかりしないと必ず痛い目にあいます。
思えば初参加の時に(C78)初日せっかく始発で行ったのに道順もろくにわからなくて入場したらすぐ人ごみに飲み込まれて気づけばまったくわからないところまで来てしまいました。そしたらスタッフに何回も道を尋ねてようやく西4階の企業ブースに辿り着いてみれば物販列が何重にも折り曲がって階段の下まで続いているのを見たとたん卒倒しそうになりました。「なんなんだよこれ!物を売るってレベルじゃねーぞ!」と頭の中で思いながらも会場に入ればばきっとなにか買えると信じて列に並んでみましたが、2時間ぐらい経っても先頭が見えずあえなくギブアップしました。 

そんな悲惨な初コミケを経験したぼくですが、今回はちゃんとカタログを読み返して道順も覚えたのでほしい物はだいたいゲットしたわけでよしとします。それにしてもコミケには凄まじい魔力があるようです。普段1000円のものでも買うかどうか迷うのにコミケに行ったら樋口先生でも諭吉先生でもなんの惜しみもなく出してしまいます。これはなんかのオーラの影響なのか?…実に恐ろしいです。 
コミケはインドアなぼくにとってまさに試練とも言えますが、戦利品を部屋に飾るときに得られる満足感は言葉では形容しがたいものです。和敬塾は一人部屋なので普段生活する空間を自分色に染めましょう!

二次元住人のぼくたちにとって、コミケの三日間は三次元から切り離された奇跡であり、それぞれが持つ信念のため引き起こされた聖戦でもあります。さあ、ぼくと契約して、コミケに行ってよ!

文責:早坂樹

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