2011年8月5日金曜日

映画鑑賞

こんにちは、和敬塾東寮三年生の硯田庄太朗と申します。今まで色々な寮生が“外部”で活動してきたことの報告をしていたので、今回は僕が"内部”で活動していることについて書かせていただきたいと思います。その活動とはズバリ、『映画鑑賞』です。

映画鑑賞の魅力はなんといってもひとつの作品に色々な世界があることです。その世界とは監督など製作者達の意図に基づいた価値観のことです。一作品ごとにひとつの世界を知ることができ、観れば観るほど多様な世界と価値観に触れることができます。
分かりやすい例を出すとポール・ハギス監督による『クラッシュ』という作品ではロサンゼルスを舞台にアメリカの人種問題が題材とされており、そのことについて考えさせられます。他にもリドリー・スコット監督による『ブラックホーク・ダウン』では1993年に起きたソマリアへの米軍介入についてを描いており、世界の警察を気取るアメリカに対する是非が問われる内容となっています。また娯楽映画にも製作者の意図は含まれています。
ジョージ・A・ロメロ監督による『ゾンビ』は一見すれば単なるホラー映画ではありますが、「本当に怖いのはゾンビでなく人間ではないか?」といった内容や大量消費社会の象徴であるショッピングモールに群がるゾンビを我々現代人に見立てて暗喩していたりと奥が深いものとなってます。
このように映画を観ることで様々なものを得られることを分かっていただけたと思いますので、僕が皆さんにお勧めしたい作品をひとつだけ挙げようと思います。
それはクリント・イーストウッド監督が役者人生の集大成として撮った『グラン・トリノ』です。時代の波にのまれ置いて行かれた退役軍人の老人役を演じているイーストウッドが一人の若者と出会うことで己の人生にケジメのつけていく内容ですが、これはジェンダーやら草食系男子やら色々と言われ、現代という時代の波にのまれている若者たちに対して男とはどう生き、ケジメをつけるべきなのかを示していると見受けられます。何の予備知識なしで観ても十分楽しめる作品なのですが、過去のイーストウッド出演作(『ダーティ・ハリー』『許されざる者』等々)を観ていれば120倍くらい感慨深い作品になりますので是非とも過去作を観てから鑑賞していただきたいです。(できればマカロニウエスタン時代の作品から。)
いかがでしたでしょうか?この文章を読んだ方が「映画を観たい!」という気持ちになったのなら幸いです。他にも紹介したい作品がまだ3784本程あるのですがスペースの都合で書ききれませんでした。もし残りの3784本を知りたいという方は僕に連絡ください。メールアドレスはwhy_do……え?個人のメールアドレスをここに晒すなって?なんだかダメみたいですので直接僕の方までお願いします。では!!

文責:硯田庄太朗

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映画のジャケット写真はAmazonよりリンクを飛ばして表示させていますが、権利者からの申し立てがあれば直ちに削除するものとします。

文:瀬良啓(広報部長)